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ガソリン価格、2年5か月ぶりに150円台

2011年3月24日 18:31
ガソリン価格、2年5か月ぶりに150円台

 ガソリンの供給が不足する中、レギュラーガソリンの価格が2年5か月ぶりに150円台となった。

 石油情報センターが24日に発表した22日時点のレギュラーガソリンの店頭価格は、全国平均で1リットルあたり151円20銭だった。前週比で2円70銭値上がりしている。ガソリン価格が150円台となるのは2年5か月ぶり。

 中東・リビアの情勢が混沌(こんとん)とし、原油価格が上昇する中、東日本大地震での需給の逼迫(ひっぱく)と物流の混乱で東北・関東地方を中心にガソリン価格が大きく値上がりしている。

 石油情報センターは、世界の原油価格の指標となるWTIの価格も上昇していることから今後の動向に注視していきたいとしている。